大切なのはキミたちの「健康」と「いのち」手軽にできる行動メニュー!みんなでやってみよう!

体を動かそう!
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歩く、自転車も立派な運動。
通学も運動の時間に。歩いたり自転車に乗ったりするだけでも、しっかり体を動かせます。通学時間をうまく使って、毎日の運動習慣を身につけよう。
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休み時間や放課後は、
体を使って遊ぼう。外で元気に遊んだり、スポーツをしたりすることで、骨や筋肉が強くなります。友だちと走り回ったり、ボール遊びをしたりするだけでOK。遊びながら体を動かそう。
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ゲームや動画はほどほどに。
座りっぱなしにならないように。長い時間座ってばかりいると、体も気持ちも元気がなくなってしまうことがあります。ゲームやテレビのあとは、ストレッチをしたり、家のお手伝いをしたりして、体を少し動かしてリフレッシュしよう。
食習慣に気をつけよう!
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かける前に味見を。
しょうゆ・ソースをかけすぎない。なんとなく、おかずにしょうゆやソースをかけていませんか?かけすぎると、しょっぱいだけでなく、塩分が多すぎることもあります。まずは味見をして、足りないときだけ、少しだけ使うようにしましょう。
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めん類のスープは残そう。
ぜんぶ飲まなくても大丈夫。ラーメンやうどんなどのスープには、たくさんの塩分がふくまれています。全部飲まずに、残すようにすれば、体にやさしい食べ方になります。
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野菜をしっかり食べて、
体の中の塩分をスッキリ。野菜には、体の中のとりすぎた塩分を出すはたらきがあります。毎日のごはんで、野菜をしっかり食べることは、元気な体づくりにもつながります。
お酒は大人になってから!
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お酒が体にどう影響(えいきょう)するか、知っておこう。
お酒は、大人の体にも強い影響(えいきょう)を与えるものです。成長途中の子どもの体には、もっと大きな影響があります。頭がぼんやりしたり、気持ちが悪くなったり、健康に悪いこともあります。まずは、お酒が体にどんな影響を与えるのか、正しく知っておくことが大切です。
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ノンアル飲料も、
子どもはガマン。ノンアルコール飲料は大人向けに作られた「お酒のような味」の飲み物です。アルコールが入っていなくても、お酒のまねをすることで「本物も飲んでみたい」と思ってしまうかもしれません。ノンアルも大人になってからの楽しみにとっておきましょう。
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誘われても
「いやだ」と言って大丈夫。友だちや大人に「ちょっと飲んでみて」と言われることがあるかもしれません。そんなときは、はっきり「いやだ」と言っても大丈夫。言いにくいときは、その場を離れることもひとつの方法です。
タバコに近づかない!
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タバコの煙は体に悪い。
近づかないようにしよう。タバコを吸っていなくても、近くにいるだけでタバコの煙を吸いこんでしまうことがあります。これを「副流煙(ふくりゅうえん)」といって、体にとってとても有害です。タバコの煙がある場所にはなるべく近づかないようにしましょう。
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「1本だけ」でも
吸わないことが大事。「ちょっとだけ」「1本だけなら大丈夫」と言われても、吸ってしまうとやめるのがむずかしくなることがあります。タバコは体に悪いだけでなく、強い依存性があります。はじめの1本を吸わないことが、一番の予防です。
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大人になっても吸わない。
自分の体を大切に。タバコを吸うのがかっこいいと思われていた時代もありました。でも今は、健康を大事にしている人のほうが「かっこいい」と思われる時代です。自分の体を大切にできる人を目指そう。
[監修]
- 青森県立保健大学 健康科学部 栄養学科 助教
管理栄養士 - 千葉 綾乃 氏